いつもお世話になっております。じゅんと申します。
ちょっとでも2ちゃんを見てて、取引をしてたら
絶対「何なンゴ?」って思ってる人多いよなー。って思ってます。
というわけで、とにかく噛み砕いて学んだつもりなので
アウトプットしてみます。間違ってたらごめんなさい←
ずばりコンタンゴとは
「先物価格がどんどんあがること」
ってことかなと思いました!←
これだけなら良い意味に感じちゃう!
原油を取引とか簡単なこといいますけど、
実際取引するのって大変ですよね。だって原油って液体じゃん。
しかも火に近づけたら燃えるし。そもそも保管するのも場所撮るし。
というわけで原油ビジネスとは本来お金がかかるのです。
だから原油を持ってる人からしたら、
持っていれば持っているほど維持費もかかるから、
取引の価格も高くなってもらわねば困るのです。
なので基本的に先物価格は上がる傾向にあるのです。
でもそれならいい感じがしません?
原油の価格が上がるんだから株価も上がって
自分の持っている株も儲けが出るのでは…??
これ!関係ない!!!
問題なのはロールオーバーという観点です。
ロールオーバーとは証券会社が
原油の商品を一旦売って、新しく買いなおすことです。
なんでそんなことをするのかって?
それは先物取引がそういうものだからです!←
ざっくりいうと
証券会社が5月分の原油取引商品(仕入れ値は8月に予測される原油価格)を仕入れてきたから
今月はこれで取引頑張ってー!って感じ。
次の月は6月分の原油取引商品(仕入れ値は9月に予測される原油価格)を仕入れてきたから
今月はこれで取引頑張ってー!って感じ。
そして先物取引というものは毎月ごとに区切った勝負事なので、
1ヵ月経ったら一旦清算しなくてはならないのです。
でも、毎月
清算して…清算して…って言われても大変なので、
証券会社が親切心で
「来月もそのまま取引したいだろ?だと思って
今月のアンタの資産を一旦清算して次の月のために買いなおしてあげたよ!」
ってのがロールオーバーです。
こいつが諸悪の根源。
これを具体的に考えると…
世は5月。証券会社は8月の原油商品を1株20円分で仕入れてきました。
ちなみにETF市場では10円…ゲロ安!お得だ!たくさん買おう!
というわけで10万円出して1万株買いました!
よっしゃー。
ところが。6月。証券会社が仕入れたのは1株2000円分の原油商品。
9月はパニックからだいぶ立ち直ったのか結構なお値段だったのです。
おめでたいことにETFの市場も300円まで上がってました。
めでたしめでたし?いやいや。
証券会社は秘技ロールオーバーを発動します。
となると
①自分が持っている1万株を一旦売って
②2000円分の原油を買いなおすのです!
ってことは…?
①一旦売る:30円×1万株=30万円
②買いなおす:30万÷2000円=150株。…150株??
ってことは…?
ETF市場は今300円だから…150株×300円…45000円
…えっ!?めっちゃ減ってる!?!?
そうなんです。
いくら株価があがっても
証券会社が原油商品を仕入れるための値段が
それ以上に上がっていたら儲けられないのです!
じゃあ上がるまで待てばいい?
それはもっと地獄です。
最初の通り、コンタンゴが待ち受けています。
原油は性質上仕入れるための値段が上がるのが普通。
となると持てば持つほどロールオーバーで
値段が上がっていく原油を証券会社は買いなおすので
どんどん資産は減っていきます。
なので大前提
長期的に保有してはいけないのです。
改めて。今後コロナ危機が緩和されれば
原油価格は上がるでしょう。
しかしながら先物取引は
既にある程度緩和を踏まえた金額で取引されています。
その値段よりも直近で市場価格がグンとあがる
確信があるのであれば足を踏み入れてもいいのではないでしょうか。
※この解説はフィクションです
PS.そんなわけで、理屈では危険いっぱいであるものの、
個人的には身をもって体験しないと学習できないタイプなので
週明け1000円分くらい買ってみようと思います(かわいい)週明けに1000円分ではなく10000円分買いました(大きくでた)
そして現状まさかの利益がほんの少し出てしまっています。
参った。もう少し様子見して再度報告いたします。